子育てでカラダが限界なんですがどうすればいいですか?

 

今日で子が4か月齢になりました。

 

体重はもう1ヶ月くらい計ってないけど多分7kgくらいにはなったんじゃなかろうか。

 

やっと首が座って、寝返りも習得してきたところ。

でもまだまだ抱き上げるときとか、あらゆるお世話の動作は、だるんと力の抜けた身体を相手にしなければならず、私の身体のあちこちに疲労がたまっている実感がある。

毎日7kgの重いもの持ち上げたり、持ったまま歩いたり、バランスボールのったり何だりしてるんだもん、どえらい疲れて当たり前だよね。

 

そんな折、この本を見つけて読んでみた。

著者は指圧師の先生。子育て経験はないけれど、身体の使い方の指南は専門分野。

多数の親御さんとそのお子さんの協力を得て、子育ての定番動作の際の身体の使い方を平易な言葉と絵で解説してくれる本。

 

文字の大きさ、文字間の幅、余白、限られた配色、書かれた言葉すべてが完ぺきだった。

子ども育てている人は、脳が疲れているから、内容がどれだけ有益でも読みやすさが伴っていないと頭に入れることができなくて結局読めない。

この本の凄いところは、育児でくたくたになって体もボロボロの人のために徹底的に配慮されてている編集されているところだと思う。

内容は今日からできて、明日、一週間後、一か月後の自分のために身体を守る知恵が盛りだくさん。本当に読みやすくて感動してめったに更新しないわたしがこうしてブログ書く気になるくらい人に勧めたくなる本。

 

ここ10年ほどで、育児をする人たちのための本当に有用な情報がどんなひとにも手に入るいい時代になったと思う。そんな時に自分の育児時代を迎えられて本当に幸運だ。最近でこそSNS上でも産後や育児で役に立つカラダの使い方の啓もうが盛んになってきた印象があるけれど、改めて本を手に取ってみて、やっぱり紙っていいなって思った。

紙は光らないから目が疲れないし、物体があるから見たい項目を開くまでストレスがない。途中から読むとき「どこまで読んだっけ」となればそれまでのページを簡単にさかのぼることができる。情報を取り入れるのにストレスが少ない。

産後の疲れ果てたカラダだから気づけた大切な視点だなあとしみじみ。

本になってくれて本当にありがとうだよ。