思い返せば精神を病んでいた

今週のお題「やり込んだゲーム」

 

candy crush soda

 

2014~2015年にかけてがピークだった。

勤務中にもかかわらず、トイレの中で数分間プレイしてしまうほどには中毒になっていた。休みの日は朝から晩までずっとやっていた。(ハートがたまるまでの間は寝るか、ツムツムをやるかしていた)

 

ゲームをプレイしている間だけは、何も考えなくていいし、消えていくキャンディやはじけ飛んでいくソーダに爽快感があって、もうとにかくずっとやっていた。

あの時のじぶんは今となってはぶっ壊れていた状態だったなあと思う。

 

転勤になって縁もゆかりもないド僻地に異動になって、信頼できて安心できる人間関係も、文化的な豊かさも、なんでも話せる友人もなにもかも遮断されたし、新しく構築することもできなくて、何なら来て早々トラブルに見舞われ続けるし、いや、本当に、どうやって生きていたんだっけ。それくらい危機的な状況だった。当時の記憶が薄れてきちゃうくらいには、ほんとにほんとうにしんどい思いをしていた。

 

ゲームを始めたきっかけは忘れてしまったけど、はじめたらもう止められなかった。呼吸することみたくなるまでに時間は要さなかった。

 

だからあまり、良かった思い出じゃない。自分にとってやりこんだゲームといえばcandy crush sodaで、それはそれはつらくて暗い、時間だった。

けど、視点を変えてみると、candy crush soda があったから変な気を起こしたりせずにうまーく気をそらしながらいられたのかもしれない。

命の恩人、candy crush soda かもしれない。

 

このゲームにかかわらず、パズルゲームの類は気が滅入ってても手軽にできるゲームが多いからよいと思う。

でもどこかの誰かが言っていたけれど、疲れて何もできないけどパズルゲームはできる(もしくはパズルゲームしかできない)状態は精神的に問題を抱えているときが多いんじゃないかって。

じぶんの出している助けてってシグナルの一つなんだって認識。

ものすごくうなずけた。自分がそうだったから。

 

でもその行動によって癒されていた部分も少なからずあったように思う。

さすがに社会人として勤務中にプレイはだめだけど、ゲームに没頭しながら、とりあえず最悪を回避していたんじゃないかなって。わからないけれど。

 

みんなはこのお題で楽しかった思い出とか語っているのかな。

場違い感が否めない。